結婚を決断するときはタイミングであったり、感情の高まりだったり、様々な状況を考慮することでしょう。
最終的にはやはり気持ちの問題が大きく左右することは間違いありません。
そして結婚を決断するときこそ大きく運命を意識するのではないでしょうか。
運命の赤い糸
ふとしたことで恋に落ちた二人です。
出会いは突然訪れて、そのままいろいろなことがありながら付き合いが始まりました。
ふとしたことで恋に落ちるというのは、相手のちょっとした振る舞いや素振りでハッとさせられるようなことで起こることがあるのです。
二人の出会いの瞬間というのはそれほど、びっくりするほど劇的なものではなかったのかもしれません。
最初のうちは気になる存在ではなく、友達としてあるいは知り合いとして、ちょっとした好意を抱いているくらいのものだったでしょう。
それでも、二人がつきあい始めたのであったとしたら、それはやはり二人が運命の赤い糸で結ばれているのかもしれません。
世界に何十億という人が住んでいて日本だけでも1億人以上の人がいます。
その中からカップルが誕生するのですから、不思議なものです。
ある意味宝くじ以上の確率で二人は一緒になったと考えてもいいのです。
そういった意味で運命の赤い糸があるのだとしたら、出会いは必然であり、付き合いが始まるのも跡はきっかけだけを待つことになるのです。
そのきっかけというのも、ちょっとしたお互いの振る舞いや素振りということになるのです。
その振る舞いや素振りというのは、にこやかな挨拶であったかもしれません。
仕事で疲れているときや失敗してへこんでいるときに、「お疲れさま」「どうしたの?」「何かあった?」の一言がすっと心の中に染みいってくるのです。
そうすると、それが大きなきっかけとなってくるのです。
というのも他の異性がどのような声かけをしてくれてもありがたいと思いながらも心の奥底まで響かない中で、その人の言葉だけが心に響くのであれば、それが運命の赤い糸の先にいる人ということになるのです。
もちろん、自分の中でもそうあってくれたらいいなという意識が潜在的にすでにあるのかもしれません。
そこから付き合いが始まって、さらにいろいろなことが起こります。
そして、さらにちょっとしたきっかけで、相手を思うその潜在意識が頭の中に鮮明に浮きあがってくることがあります。
そのときは、結婚を意識する瞬間ということになるでしょう。
もちろん、自分だけの気持ちですから、パートナーも同じような気持ちになってくれなければいけません。
結婚は両者の相違があってこそ成り立つものだからです。
そこからパートナーにも結婚を意識してもらうようにするためには、そこからさらなる努力が必要となるのは言うまでもありません。
そこまでインスピレーションを感じた人ですから、その気持ちはきっと伝わるはずです。
安らげる存在であること
いつまでもこの人と一緒にいたいという気持ち、そしてこの人と一生一緒に過ごしていきたいという気持ちがお互いに強くなればその先には必ず結婚が待っているのです。
それでは、その結婚を意識する瞬間というのはいったいどういったものでしょうか。
人によって、あるいはカップルによっては出会いの瞬間というのは様々です。
会った瞬間にビビッときたという人もいるようですし、その感じ方というのは人それぞれでしょう。
気持ちは持ちかた一つ、感じ方一つで変わってきますかた、そういった感性というのはうらやましく思えます。
逆にそのような気持ちがわかないまま、ずるずると恋愛関係を続けていくカップルもいることでしょう。
結婚という契約をしないまま、ずっと内縁の関係として一生を過ごすカップルもいるのです。
これもその人達の価値観ですから、周囲がとやかくいうものではないのかもしれません。
そのような様々な恋愛の形がある中で、はっきりと結婚を意識する瞬間というものがどのようなカップルにもあるはずです。
それは、大多数のカップルが結婚しているのですから結婚を意識した瞬間というのは、どのカップルも経験しているということです。
前述したように内縁のままでいいという人、事実婚でもかまわないという人も結婚を意識したうえでの決断ということですから、いずれにしてもカップルであり一緒にいる人であれば誰でも結婚ということをどこかで考えているのです。
中には一緒にいて安らげるから、何も言わなくても会話を交わさなくても一緒にいるだけで疲れないから、という人もいるでしょう。
このように一緒にいて安らげるというのが結婚を考える大きな流れになるかもしれないのです。
友だち関係だとこのような気持ちになることはないでしょう。
安らげるというのは恋人、さらには将来の結婚相手でしか成り立たないものだからです。
一緒にいて気持ちが安らげる人がいたら、それがきっと運命の人といっていいと思います。
もちろん相手のとってもこちらが安らげる存在にならなくてはいけないのは言うまでもありません。