近年は特にインターネットのSNSが大人気です。
誰もが活用しているので、反対に疲れてきている人もいるそうですが、誰でも気楽に参加できるSNSを通じての出会いというのが近年では特に注目されているのです。
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婚活もインターネットから
若い男女が結婚しづらい状況となっているのは、ずいぶん前から言われていることで現在に始まったことではありません。誰もが知っている周知の事実ということですね。
これは結婚年齢が高年齢化していることも一つの要因となっていることは間違いありません。
では、極論ですが男女は結婚できないのかというとそうではありません。
出会いが少ないと嘆く人もいると思いますが、結婚に踏み切れない、いろいろな事情があるのがここ数年間言われていることなのです。
それは、勤務形態など非正規雇用が日常的となっている社会背景があるのです。
収入が少ない、あるいは安定した職業ではないので、心許ないと思うとなかなか結婚に踏み切れないものでしょう。
これは社会制度そのものになってしまうので個人の力ではいかんともしがたいものがあります。
ここ数年間、就活と言われてきて誰もが少しでも良い企業に入ろうとしているのも非正規雇用では先が見えているという不安の表れといってもいいでしょう。
もちろん出会いの機会がないという大きな社会問題があることも間違いありません。
その中にあって、一筋の光明というか希望の光ともなっているのがインターネットのSNSなのです。
今ではSNS婚活と呼ばれていて久しいものですが、これはインターネットでまずは知り合いから始めて親交を深めていくというパターンです。
一昔あるいは二昔前では近所のおばさんなどが独身男性や女性の間に入ってお見合いの世話を焼いたものですが、それが現在では横のつながりが希薄になってきています。
そして、そのような世話焼きの役割をインターネットが背負うようになったと考えてもいいでしょう。
このようにして、ちょっとしたきっかけというのはSNSで十分に作ることができるようになったのです。
深入りせずに適度に楽しむ姿勢
SNSで婚活、というのがインターネット上で流行っています。
就活と同じように婚活という言葉が言われるようになったのはこの数年くらいでしょうか。
こういう就活や婚活という言葉が流行る背景にはそれとは逆方向の動きが働いているということは間違いありません。
すなわち世の中は就職難であり、結婚難でもあるということですね。
結婚が難しい時代となったということは聞いていても実感としてはなかなか感じないものでしょう。
しかし結婚年齢が男女とも軒並み上がっているという事実は否定できないのです。結婚後の生活の不安が結婚年齢を引き上げているという説もあります。
また、単に出会いの場が少ないという話もあるのですが、インターネットや携帯、スマホの普及などで男女間のコミュニケーションの幅が広がっている中において、出会う確率が低くなっているというのは説得力に欠けると言ってもいいでしょう。
そして、男性にしても女性にしても相手とめぐり合う出会いをスマホやネット任せにしている風潮は否定できないのです。
そのような中でSNS婚活という言葉がもてはやされるようになってきました。
SNSは怪しい出会い系サイトとは違って男女の身元がしっかりしているのが強みとなっているのは間違いありません。
それでも、インターネットのSNSは誰とでも友達になれるという軽いノリがあるのも間違いありません。
気をつけなくてはいけないのは、友達の友達だから大丈夫というのではなく知っている人でも相手の真偽を確かめてから友達になるようにしましょう。
リアル友達やネット友達が混在していると疲れてしまうのがSNSの特徴です。
ですから、適度に楽しんで婚活をするというスタンスがいいのです。
相手に隙を見せない
現在SNSというとすぐに頭に浮かぶのがFacebookやTwitterではないでしょうか。
10年前まではSNSという言葉がない時代だったのですが、その頃はmixiが世間を席巻していた時代でもありました。
絶大だったmixiの人気もいつのまにかTwitterやFacebookに移っていったのも時代の流れといえるのかもしれません。
もっとも現在大人気となっているFacebookも安穏とはしていられないでしょう。
LINEなどのコミュニケーションツールもあります。
方向性が違いますから、両者がライバルとして並び立つことはないのですが、かつてのmixiがここまで落ち込んでしまったことを考えても、現在大人気のSNSでも先のことはわかりません。
盛者必衰の傾向があるのは間違いないのです。
ネットの出会い系サイトと違ってFacebookにはサクラがいないとされていますが、これは間違った認識といえます。
Facebookで知り合って出会い系サイトに誘導するといった被害も散見されています。
そのような他サイトへの誘導を促されている場合は気をつけたほうがいいでしょう。
このようなサクラと呼ばれる人たちはFacebook内でも「いいね」をつけることから、付き合いが始まるとされています。
そう考えるとSNSのきっかけ作りは「いいね」のワンクリックでいいわけですから、考えたら楽なことこのうえないと言えるでしょう。
まとめ
基本的にネット上で婚活をする場合、相手に隙を見せないようにしなくてはいけません。
自分のことをさらけ出さないとなかなか近づきになれないのですが、
だからといって相手につけこまれないようにしなくてはいけないのです。