20年以上前の日本の芸能界ではハーフタレントというものはほとんどいませんでした。
ですが今はどうでしょうか。芸能界で活躍しているハーフタレントは男女ともにたくさんいますしモデルの世界や芸術の分野でもハーフのタレントがたくさん活躍しています。
ハーフタレントには純粋の日本人にはない特色があり国民の関心を集めることができるのかもしれません。
それにハーフタレントの特徴といえば見た目が日本人離れしていることからくるルックスの良さもあげられるでしょう。
街を歩いていても「この人ハーフかな」と思う人もずいぶんと増えましたよね。
このような状況を背景に考えてみると国際結婚の需要が増えているのかもしれません。
少し前の日本でやれば国籍の違う人と結婚をするということは考えられないことでしたが、
時代が変化するにつれて国際結婚に対する見方も寛容になってきたと言われています。
アフリカやヨーロッパに行けば国籍の違う人同士で結婚することはごく普通のことですが島国の日本ならではの考え方なのかもしれません。
実際に国際結婚とはどのようなものなのでしょうか。
当然メリットもあればデメリットもあるでしょう。
今回は実際に国際結婚している方たちのコメントを参考にしてどのようなメリットとデメリットがあるのかを取り上げてみたいと思います。
まずはデメリットから考えて行きましょう。
目次
相手の実家に帰るのにお金がかかる
経済的な問題が一番のネック
例えばアフリカやヨーロッパ出身の男性と結婚した場合、年に一度は相手の実家に帰らないといけないかもしれません。
アフリカまでの航空券を購入しようと思うならば一人当たり20万円から30万円は必要になります。
それが二人分ですから50万円以上のお金がかかってくることになりますよね。
将来的に子供が生まれて家族が増えるならばそれに伴ってかかる費用も増えてくるわけです。
特にアフリカや南米では家族の絆が強く結婚した妻や子供を連れて実家に帰ることが重要視されていますから、お金がかかるからと言って相手の実家に帰らないというわけにはいかないでしょう。
もし国際結婚を考えているのであれば相手の国と実家に帰るためにはどれくらいの費用が必要になるのかを考えておいた方が良いかもしれません。
言葉の違い
言葉の違いは何年経っても壁になることがあると多くの夫婦がコメント
少し前に「ダーリンは外国人」という本が流行ったのをご存知かもしれません。
その方の中でも言語の違いから生まれるちょっとした考え方の違いや、
意見の食い違いが取り上げられており多くの人の関心を集めていました。
漫画の中では面白おかしく描かれており笑い飛ばすことができるかもしれませんが、
実生活の中ではイライラの原因となる場合があるかもしれません。
文化の違い
文化が違うということは仕方のないことですが時にはこれが大きな問題となることもある
例えば子供の育て方に関してどのような教育を施していくのかについて意見が分かれることもあるようです。
日本人同士であれば義務教育受けた後、高等教育を受けるかどうかはその家族に任されている場合が多いですが、
国によっては大学に行きその後も教育を受けることが普通であると考えている国も多いようです。
また子供にできる限りの教育を受けさせることが親の役目であると考えている国もあります。
ですからどの程度を子供に教育を受けさせるのかに関して意見が分かれることも多いようです。
加えて、家族の絆に関する見方も大きく違う場合があります。
日本の場合は家族よりも夫が仕事を優先する場合が見られますが外国は、まず第一に家族の必要を考える傾向が強いと言われています。
奥さんが外国人の場合「今日は仕事が忙しいから記念日をお祝いできない」と言ってしまうと「私のこともう愛してないのね」と言って離婚の危機に陥るかもしれません。
日本人同士では何の問題もないことでも国際結婚の場合は大きな問題となる場合があるのです。
子供の教育の問題
国際結婚をした夫婦から生まれた子供は二つの言語を話すことになる
よく言われるのはバイリンガルに生まれてよかったねと言われるかもしれませんが、
実際のところ研究者等の調査によると
子供の時に母語が定まっていないと教育課程に大きな影響を呼ぶとも言われています。
つまり親が二つの言語を話すので子供の中では母語が定まらない
ということがあるようです。
家族の中では英語で話していたとしても社会に出て就職する場合などは正しい日本語を使用する必要がありますからその時に問題になってしまうこともあるようです。
芸能人であれば変な日本語を使っていても笑ってごまかすことができますが社会に出るとそのようなわけにもいきませんよね。
まとめ
今回は国際結婚によって生じるデメリットについていくつか考えました。
確かにデメリット以外にも多くのメリットがあるのは事実です。
結婚は人生の中でも大きな出来事の一つですから感情的になって決定するのではなく冷静に物事を考えて、長い視野で物事を考えた方が良いようです。