自信のないデートだからついついプレゼントをあげてしまってませんか?
まさにプレゼントが疎遠な二人の関係を繋ぐと言っていいでしょう。
何を話していいかわからないことや二人でいて退屈な時間を過ごしてしまうようなことがあるかもしれませんが、
そのようなときこそさりげなくプレゼントをすれば、二人の関係が穴埋めできるでしょう。
しかし、こうまでしてプレゼントに頼る精神って果たして正しいのでしょうか。
目次
プレゼントのメリット
年上の男性がちょっと年下の女性とおつきあいをしているとき、やっぱりなかなか話題について行けないことがあります。
自分は、相手にとってふさわしい男性か悩んでしまうこともあるかもしれません。
野球の話しがしたいと思っているのに、サッカーに夢中になっている女性に合わせている以上、なにか不完全燃焼している気持ちにも。
男性はまだ煙草もやめたいと思っていませんし、自分のコレクションしているジッポのライターを褒めて欲しいと思っているものの、
やはり今時そんな話しを持ち出しては女性の気持ちを遠ざけてしまうだけです。
男性は、なぜ女性が不安な気持ちになり、離れてしまうのかと疑問に思いますが、もともと人間はバラバラな存在だからなのです。
バラバラで、相手のことなど本来はなにもわからない関係です。
相手が癌になって苦しんでいたとしても、相手を哀れむことができたとしても、人間は相手の痛みを感じ取る能力はありません。
そのようなことを考えると人間とはと、どんどん深淵に落ち込んでいくばかりです。
そんな時に、プレゼントという手段があるといっていいでしょう。
プレゼントは、二人の間に介在し、プレゼントが二人の関係をしっかり繋いでくれることになります。
二人はお互いを見て、それぞれバラバラなことを考えてしまっているのかもしれませんが、
プレゼントが目の前にあれば、男女ともにプレゼントを見ているという共通項が生まれます。
男性と女性は「線」の関係に過ぎないのですが、ここにプレゼントという存在があれば、
男性と女性とプレゼントというトライアングルの「面」の関係を作ることができてより確実な関係にすることができます。
いま女性たちに人気のプレゼント、
NO.1はケイトスペード(kate spade)です。
2位は、サマンサタバサ、
そして3位はクロエ(Chloe)。
さらにプラダ(PRADA)、ロエベ(LOEWE)……。
こんなブランドのバッグを女性たちにプレゼントしてはどうでしょうか。
プレゼントばかりすればいいというものではない
ですが、これにはプレゼントしてかつ愛されているということが条件ではないでしょうか。
プレゼントを贈れば、もらう女性はいつだって喜んでくれるのかもしれません。
しかし、それはモノをもらったからただ嬉しいのかもしれませんし、
クリスマスや誕生日でプレゼントというのは当たり前の発想でしょう。
女性が期待しているのに男性が何も持ってこないというのでは、本当に男性と女性の関係において大きなルール違反をしています。
しかし、男性の人たちの中には、ある程度社会的地位もあって、自由になるお金があれば、
いつも会うごとにプレゼントをあげよう、またはあげなければならないという気持ちになる場合があります。
そのような気持ちで、プレゼントをあげるというのはちょっと過剰ではないでしょうか。
もしも男性がプレゼントを持ってこないとき、女性から「今日は何もプレゼントなし?」と思われてしまうかもしれません。
それは、まさに女性の人たちがプレゼントをおねだりしているというよりもプレゼントを強要している感じです。
女性たちは潜在的には、おねだりも強要も一緒でプレゼントをもらいたいと気持ちをもっています。
しかし、ついつい女性に口に出させてしまうようでは、女性もルール違反を起こしているのであり、
そのときは男性に恋愛感情など全く持っていないと言っていいでしょう。
男性は男性で、プレゼントを提供するだけで、何も女性との関係を育むことができていなかったのです。
不安だからプレゼントしたい
男性の人たちは、不安だから経済的に裕福であれば、プレゼントが安易な手段と考えるでしょう。
女性たちに気に入りそうなプレゼントを贈ること自体、インターネットで情報収集は簡単にすることができます。
そして男性は、ブランドのバッグでもプレゼントをし、そのブランドバッグについて会話をしていれば、
二人の関係が繋がっていると勘違いしてしまうのかもしれません。
ですが、男性はなにかしなければならない大事なことをしないまま時間を過ごしてしまっているだけかもしれません。
何が欠けているのか……
プレゼントはカップルに大事なアイテムです。
しかし、プレゼントの過剰のやりとりで女性もただプレゼントに注目してしまって、相手の顔が見えなくなってしまうことがあります。
どんなに高額なプレゼントをしても女性はそれほど感動してくれなくなってしまう場合もあります。
お金を持っていることは素敵なことかもしれませんが、女性に感覚麻痺させてしまうことも警戒して、過剰なプレゼントは控えた方がいいでしょう。
男性たちもプレゼントをあげることが目的になってしまい、女性の顔をマジマジと見ることをしなくなってはいないでしょうか。
自分自身にはコンプレックスがあって、その方が都合いいと思っている人たちもいるかもしれません。
ですが、どこかのタイミングでプレゼントの介在しないデートに遭遇し、男性の自信を主張しなければならないときが来るはずです。
プレゼントの介在しないデートは心許ないかもしれませんが、信頼できる男性が目の前にいてくれれば女性に安心感をもたらしてくれるはずです。
それが “本当の幸せ” と言うことではないでしょうか。
まとめ
経済的裕福であれば、プレゼントで女性を一時的に自分の方に引きつけることはできるかもしれません。
ただ、それはプレゼントが目的になってしまう諸刃の剣と言わざるを得ません。
本来デートの目的とは、女性と恋愛をする手段であり、相手をより一層好きになるまたは、好きになってもらうことです。
そのためにも、プレゼントを送るだけではなく他のことで相手を喜ばす術を身につける必要もあるのではないでしょうか。
ある時に言葉で、またある時は行動で、さらにある時は文字で相手を動かすことができることでしょう。
付き合っていけば良いところも悪いところも出てきます。
ですが、それこそがあなただけにしか見せられない本当の相手の姿というプレゼントなのではないでしょうか。